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冬の行事

おせち料理の由来や詰め方は?縁起の良い食材の種類と意味とは?

投稿日:2017年10月13日 更新日:

おせち料理

毎年何気なく食べている「おせち料理」。縁起物のお料理だということは

なんとなく知っていても、それぞれにどんな意味が込められているのかは

具体的に知らないことも多いですよね。

今回は縁起のいい「おせち料理」にまつわる由来や詰め方、食材に込められた

様々な祈りや意味などについてまとめました。

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おせち料理の由来や詰め方は?

●おせち料理(御節料理)の由来は?

おせち料理の節(せち)という字は「節日(せちにち)」のことを意味しています。「節日」とは季節の変わり目にあたる祝日(暦の区切り)をお祝いする日で、この日には朝廷で「節会(せちえ)」という宴が開かれていました。

この「節会」の際に用いられた料理を「御節供(おせちく)」と呼び、現代の「おせち料理」の起源と考えられています。
節日(せちにち)の中でも、特に重要と考えられていたのは、奇数の日が重なる節句で、
 
1月1日(人日の節句)
3月3日(桃の節句)
5月5日(端午の節句)
7月7日(七夕の節句)
9月9日(重陽の節句)

 
これらは「五節句」と呼ばれており、現代でも大変重要なおめでたい日としての風習が残っています。その中でも最もめでたいのが、一年の始まりの日である1月1日の元旦で、この日に食べられる料理が「おせち料理」と呼ばれるようになりました。
 

また、元旦には「年神様」をお迎えしておもてなしをするために、おせち料理は大晦日に準備をしてお供えをしていました。おせち料理は年神様へのお供え物だったんですね。
そして年が明けてからお供え物のお下がりを頂くようになっていったと考えられます。
 

お正月の三が日は、年神様をお迎えしているので「音を立てて騒がしくしない」「煙の出る煮炊きを控えるため台所に入らない」などを慎しんだ風習があり、日持ちのする料理を作ったとされています。
 
江戸時代になると正月三が日に女性が休めるようにという意味合いも出てきたようです。昔は現代と違って電気や便利な調理器具などありませんから、台所事情も大変だったことでしょう。
 
私が子供の頃のスーパーといえば、三が日は休業していましたので、子供ながらに「だから買いだめをしてお料理を作っておくのか」と思った記憶があります。現在はコンビニやスーパーなども24時間開いてるし、昔ほど買い込むこともなくなりました、本当に便利な世の中になったものですよね。
 

●重箱に詰める意味や詰め方は?

おせち料理を詰めるといえば登場する重箱。そういえばどうして重箱に詰めるのでしょうか?

考えられている説は、

・重箱は重ねるものなので、「福を重ねる」「おめでたいことが重なる」
・おせち料理は保存できるように作り置きした料理なので「保存がしやすい」「蓋をしておける」

などがあります。

縁起のいいお料理を重ねることで、めでたさが重なるとはお正月から縁起が良さそうですよね。そして作り置きしたお料理を重箱に入れて重ねて保管することで場所を取らずに、また蓋をすることでほこりや虫なども入らずに衛生的に保管することができたのでしょう。
 

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おせち料理の詰め方としては、縁起の良い食材を用いて、四季をあらわすように一から与の重(四は縁起が悪い数字のため使用しません)の4段重ねが正式とされます。
 
一の重が一番上、次に二の重、三の重、与の重と重ねていきます。ひとつの段に詰める料理の品数は3、5、7などの吉数とよばれる奇数を用いるのが基本となっています。

【一の重】口取りとよばれる甘い料理や祝い肴(ざかな)を詰めます
   例:栗きんとん、昆布巻き、伊達巻き、かまぼこ
     数の子、田作り(ごまめ)、黒豆(祝い肴三種)

【二の重】焼き物を詰めます。(海の幸)
   例:尾頭付きの鯛、海老、ブリ、はまぐり

【三の重】煮物を詰めます。
   例:れんこん、里芋、こんにゃく、たけのこ

【与の重】酢の物を詰めます。
   例:紅白なます、酢れんこん、菊花かぶ

(地域により詰め物の内容が違ったり5段重ねの場合もあります)
 
近年は大家族から少子化になっていることから、3段重ねのおせち料理も増えています。3段重ねにする場合は、【二の重】には焼き物と酢の物を詰めるようにします。
 

おせち料理の縁起の良い食材の種類と意味

おせち料理には、五穀豊穣、子孫繁栄、長寿の願いが込められています。

 
●祝い肴三種・口取り
・数の子 ・・・・・「子孫繁栄」

・田作り ・・・・・「片口イワシの稚魚を肥料にしたことから豊作祈願」

・黒豆  ・・・・・「まめに良く働き、まめに暮らす」

・栗きんとん ・・・「栗金団と書くので財運や金運を招く」

・伊達巻き  ・・・「文書の巻物に見立てて学業・文化の発展」

・紅白かまぼこ ・・「縁起物の象徴。紅は魔除け、白は神聖をあらわす」

・昆布巻き  ・・・「養老昆布(よろこぶ)の語呂合わせから不老長寿」

●焼き物
・鯛   ・・・・・「めでたいの語呂合わせ」

・海老  ・・・・・「茹でると曲がることから、腰が曲がるまで長生きをとの長寿祈願」

・ブリ  ・・・・・「出世魚からあやかって出世の願い」

・はまぐり  ・・・「左右の貝が合うことから夫婦円満」

●酢の物
・紅白なます ・・・「紅白の水引きをあらわすともいわれる。縁起物の象徴。」

・酢れんこん ・・・「たくさん穴が開いていることから、将来の見通しが良い」

・たたきごぼう ・・「細く長く根が張るように幸せに」
          「大地に根を張ることから健康の願い」

・菊花かぶ  ・・・「おめでたい菊の形にあしらった縁起物」

●煮物
・里芋  ・・・・・「親芋にたくさんの子芋がつくことから子宝に恵まれる」

・こんにゃく ・・・「手綱こんにゃくは結び目があることから縁を結ぶ・良縁に恵まれる」

・たけのこ  ・・・「成長が早いので家運の繁栄、子供の成長を願う」
 

これらの他にもまだたくさんの縁起物の食材があります。おせち料理とは本当にたくさんの願いが込められているんですね。ちなみにおせち料理を頂くときは、おめでたい時に用いる専用のお箸「祝い箸」使うことが風習になっています。
 

さいごに

お正月に頂くおせち料理は、見た目が華やかなばかりか、保存の効く実用性や様々な願いも込められていました。おせち料理の一つ一つの素材にたくさんの意味があるなんて、先人の想いや想像力に驚かされますよね。
無事に新年を迎えられたことに感謝しながら、神様にお供えされた縁起物のおせち料理を有り難く頂きましょう。

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