寒くなると手や足の指が赤く腫れて、かゆくて痛いやっかいな「しもやけ」。
気付いたら、しもやけになってる場合も多いですよね。どうして大人でも
しもやけになってしまうのでしょうか。大人のしもやけには、冷えや血行不良
などが関係しているのですが、今回は大人のしもやけの原因や治し方、予防方法
などをまとめました。
大人のしもやけの原因とは?
あれ?なんかかゆい。もしかして、しもやけ?といつの間にか発症していることが多いですよね。温まるとかゆくなるし、指はパンパンになるし不快な症状で本当に辛いものです。
私もよく手足の指のしもやけに悩まされているのですが、しもやけって、正直子供がかかるものだと思ってました(゚Д゚;)
寒い季節になると、体が冷えて血管が収縮するので隅々まで血液が循環しにくくなってしまいまうのですが、そのため血流が悪くなって、炎症を起こして体の末端にある手の指や足の指、耳などにしもやけが出やすくなってしまいます。しもやけとは、寒さや冷えで血流が悪いときにできる炎症のことだったんですね。
しもやけは、子供や女性の方が多いとされていますが、体質や遺伝も関係しているといわれます。
- しもやけができやすいとき
・水仕事をしたあと(水に触ったあと)に、きちんと拭かずに濡れたままになっている
・足を締め付けるパンプスやブーツを長時間履いている
・汗をかいたらそのまま
・お風呂はシャワーのみ
・デスクワークが多い
・冷え性
など
手を洗った後や、汗をかいた後の水分が残ったままだと、その水分が蒸発するときに気化熱で体温も一緒に奪ってしまうので冷える原因になってしまいます。
足を締め付ける窮屈なパンプスやブーツなどは血流を悪くしますので、できるなら少しゆったりしたデザインの靴の方がいいですよ。お風呂はシャワーのみだと温まることができません。可能なら湯船に浸かる方が血行が良くなります。
デスクワークで長時間座りっぱなしも、ずっと同じ姿勢でいるので血流が悪くなりやすいです。その上デスクの下は足がとても冷えますよね。私もほぼ一日デスクワークなので、異常に足が冷えてました。これではしもやけになってしまうわけですね。
しもやけの治し方~手足の場合~
気を付けていても、しもやけになってしまう場合もありますよね。
・炊事などの洗いものはお湯で行う(ゴム手袋をはめる)
・お風呂から上がったら、しもやけ用の軟膏など(オロナイン、ユースキンなど)を塗る
・血流を良くするビタミンEを含む食事を摂る。
(アーモンド、落花生、かぼちゃ、アユ、うなぎかば焼きなど)
・体を温める作用のあるショウガを使った食事や飲み物を飲む。
・患部をなるべく掻いたり強い刺激を与えないようにする。
など
しもやけの予防方法とは?
しもやけ予防には、体を冷やしたり締め付けたりして血流を悪くしないことが大切です。
・外出の時は、末端部が外気にさらされないように防寒具(手袋や耳当てなど)をする。
・治し方と同じで血流を良くするビタミンEを含む食事やショウガを使った飲み物などを飲む。
・家事など水に触るごとに、きちんと水分を拭く。
・家の中でも末端部を冷やさないように、あったかい靴下を履く。
・お風呂は湯船に浸かって温まる。足湯もおすすめ。上がった後は乾いたタオルで水分をよく拭く。
(湯船に浸かれない時は足湯だけでも全身の血流が良くなりますよ)
・デスクワークの足元は冷えるので、足を温めるフットヒーターや湯たんぽなどを利用する。
・足が冷えるような靴や窮屈な靴を履かない。
・靴下が蒸れたら着替える。5本指ソックスなら蒸れにくい。
・軽い運動(ストレッチやジョギング)などをする。
など
さいごに
しもやけは、体の冷えからくる血行不良が原因なんですね。しもやけになるのは、体がとても冷えているという証拠です。
末端を冷やさないように、温かい服装や軽い運動、食事を摂ることで血流を良くして体を温めることが大切です。
かゆみなどで夜も眠れない、皮膚に炎症が出てきたなどの場合は、我慢をしないで医療機関へ受診をされた方が早く治る場合もあります。しっかり体を温めて冷えないようにしたいですね。