秋の行事

ハロウィンと「かぼちゃ」の由来!ジャック・オー・ランタンとは?

投稿日:2017年7月28日 更新日:

ハロウィン かぼちゃ
ハロウィンといえば「かぼちゃ」というイメージが定着していますね。

かぼちゃの提灯を飾る意味とか、

ジャック・オー・ランタンとか、

意外となんだろう?と思うことが多いですよね。

今回はハロウィンとかぼちゃの由来などのお話をしたいと思います。

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ハロウィンと「かぼちゃ」の由来

 
◆ハロウィンといえばなぜ「かぼちゃ」なの?

ハロウィンはもともと、サウィン祭と呼ばれる新年を迎えるための大切な祭りが起源だったとされています。
サウィン祭では、収穫を祝ったり亡くなった人の魂が帰ってくると信じられていました。それと共に悪霊などが作物を荒したり子供をさらうなどとも言われていました。

( 関連記事⇒ハロウィンにまつわる起源や由来とは?どうやって伝わったの?

時代の流れの中で宗教の垣根を超えながら、この風習はアメリカに伝わりました。アイルランドやスコットランドで大規模な飢餓が発生して、たくさんの移民が飢餓から逃れるためアメリカに移住をしたのです。
 
この移民たちによりハロウィンが伝わっていったのですが、もともとはかぼちゃではなく、かぶをくり抜いてランタンを作っていました。
 
けれど、アメリカではかぶより豊富に収穫されていたかぼちゃを代用に使いました。かぼちゃはランタンに加工しやすいという説もあったようです。かぼちゃ+ハロウィンが次第にハロウィンの定番として定着していったのですね。
(ちなみに、このかぼちゃは食べてもあんまり美味しくないようです)

アイルランドなどでは今もかぶが使われているそうですよ。
 

ジャック・オー・ランタンとは?

ハロウィンの風物詩のかぼちゃの提灯(かぼちゃのお化け)は、「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれています。

意味は、
・「提灯持ちの男」
・「ランタン持ちの男」
・「ジャックの提灯」
などがあります。

◆ジャック・オー・ランタンの「ジャック」に由来するアイルランドの民話◆

昔々、アイルランドにジャックという嘘つきで大酒飲みの男がいました。ジャックはずる賢く乱暴者でいつも悪いことばかりしていました。

あるハロウィンの夜、いつものように酒場で酔っ払っていたとき、地獄から悪魔がやってきてジャックの魂を奪おうとしました。

「お前の魂を奪ってやるぞ」魂を奪われたくないジャックは悪知恵を働かせ、「私の魂をあげるから、最後に酒を一杯だけ飲ませてくれ」と頼みました。

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願いを聞き入れた悪魔は酒代のコインに変身しましたが、ジャックはそのお金を素早く自分の財布にしまい込んで、悪魔を閉じ込めてしまいました。

財布から出られなくなり困った悪魔は、解放してもうらう代わりに『今後10年間はジャックの魂を奪わない』と約束をさせられてしまいます。
 

それから10年後のハロウィンの日、悪魔が再びジャックの前に現われました。
 
悪魔はジャックの魂を再び奪おうとしたのですが、またしても悪知恵を働かせたジャックはこう言いました。

「今度こそ魂をあげるから、最後にあの木になっているりんごをとって来てくれないか?」

今度こそ魂が手に入ると思った悪魔は、りんごの木に登りました。すると、ジャックはその隙にりんごの木の幹に十字架の文字を刻みました。

十字架を恐れた悪魔は、木から降りることができなくなってしまいました。そこでジャックは『今後二度と魂を取らないこと』と約束をさせて、木から降ろしてあげたのです。
 

長い年月が過ぎ、ついにジャックも歳をとり亡くなる日が来ました。生前ジャックは悪いことばかりしていたので、天国に行くことができませんでした。
 
しかたなく地獄へと行くことになったジャックですが、そこにあの悪魔がいたのです。
 
悪魔はジャックにこう告げました。

「おまえの魂は二度と奪わないと約束をした。だから地獄には入れない」

天国にも地獄にも行けなくなったジャックは、途方に暮れてしまいました。ジャックは仕方なく元の道を引き返し始めたのですが、

その道は真っ暗で灯りもなく、冷たい風までも吹き始めました。ジャックは悪魔に灯りがほしいと懇願しました。

すると悪魔は地獄で燃えている炎の小さな塊をジャックに分け与えてくれました。ジャックは暗闇に転がっていたかぶをくり抜いて

炎の小さな塊を入れてランタンの代わりに使いました。ランタンのおかげで風が吹いても火は消えません。

ジャックは行く当てのないまま、ランタンを片手に持って、あの世とこの世を永遠に彷徨うことになったのです。
 

・・・なんか自業自得なのに、なんとも言えないジャックの悲壮感が感じられますね。
それに、悪魔のなんとやさしいことか。本当に悪魔なんでしょうか?何度騙されてもまた願いを叶えてしまうとは!
 

◆ 何のためにジャック・オー・ランタン(かぼちゃの提灯)を飾るの?
 
ジャックの持っていた提灯は、やがて死人のシンボルとなっていつしか「魔除けの火」として伝わったとされています。
10月31日のハロウィンの日には、魔よけや悪霊を驚かせて追い返すために「ジャック・オー・ランタン」を飾ります。

ジャック・オー・ランタンを作る時は、できるだけ恐ろしい顔や怖い顔にして作ると、悪霊がビックリして逃げ出してしまうかも知れませんね。
 

あとがき

ハロウィンとかぼちゃの関係や、ジャック・オー・ランタンを飾る意味がちゃんとあるんですね。
あのかぼちゃのお化けは、マスコットキャラクターなどではなかったんです。これからはハロウィンが来るたびに、ジャックの話を思い出しそうですが、由来がわかるとハロウィンへの接し方も変わりそうな気がしますね。

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