綺麗な髪や頭皮を保つには日々のお手入れが欠かせませんね。毎日髪をとかすヘアブラシは、髪の汚れを落としたり頭皮マッサージの役割があるなど様々な働きがあります。
普段何気に使っているヘアブラシのお手入れはされていますか?
今回は意外と盲点となっているヘアブラシのお手入れ方法について、お伝えしたいと思います。
ヘアブラシの簡単な洗い方
ヘアブラシには頭皮の皮脂やフケ、ほこり、整髪料などの汚れが付いています。重曹やシャンプーに「浸け置き洗い」するだけで簡単にヘアブラシの汚れを取り除きます。
※一般的なプラスチック、ナイロン製のヘアブラシの場合です。
【重曹編】手順
1)あらかじめ、ヘアブラシに絡まった抜け毛やほこりなどを取り除きましょう。
長い間お手入れのされていないヘアブラシの場合は、抜け毛が絡まって取りにくくなっているかも知れませんね。先の細くなっているもの(例えば、つまようじやコームなど)や使い古しの歯ブラシなどを使って根元からすくい上げるようにして取れるだけ取り除いて下さい。
白い綿のようなものは「ほこり」です。それもできるだけ取り除いて下さい。
2)洗面器などの容器にぬるま湯を入れて重曹を大さじ2、3杯程度入れてかき混ぜます。
水よりお湯の方が汚れが取れやすくなります。熱すぎるお湯はプラスチックなどを傷めてしまうかも知れませんので注意してくださいね。
3)重曹水の中にヘアブラシを入れます。ブラシ全体が浸かるようにしてください。
数時間から汚れがひどい場合は一晩浸け置きします。取り出す際に重曹水の中でヘアブラシを振り洗いしましょう。
4)流水で浮いた汚れをしっかりすすいだら、タオルで水分をふき取ります。
ヘアブラシの毛先の方を下にして、タオルの上にトントンとやさしくたたきながら水気をオフします。その後は日陰で毛先を下にして自然乾燥させます。
重曹で実際にヘアブラシを洗ってみましたよ。
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くしに付着する汚れの原因は?ヘアブラシの掃除は重曹でスッキリ♪
【シャンプー編】手順
重曹編と手順は同じです。
1)あらかじめ、ヘアブラシに絡まった抜け毛やほこりなどを取り除きましょう。
2)洗面器などの容器にぬるま湯を入れてシャンプーを数回プッシュしてかき混ぜ泡立てて下さい。
3)シャンプー水の中にヘアブラシを入れます。全体が浸かるように。
数時間から汚れがひどい場合は一晩浸け置きします。取り出す際に重曹水の中でヘアブラシを振り洗いしましょう。
4)流水で浮いた汚れをしっかりすすいだら、タオルで水分をふき取って自然乾燥させます。
頑固なヘアブラシの汚れもビックリするほどよく落ちますよ。汚れが落ちてみるとヘアブラシって本当に汚れていたんですね。「浸け置き」で丸洗いできるのでさっぱり清潔になって感動ものです。
重曹がないときに、アルカリウォッシュでも試してみましたが同じようによく落ちました。
ヘアブラシの臭いも消えて新品のように蘇りますよ。恥ずかしながら、私ヘアブラシを長いこと洗った事がなかったもので、もっと早く気付けばよかったです。
ヘアブラシの日々のお手入れ方法
毎日お手入れをすることで、浸け置き洗いの際は短い時間で済んだりと手間がかかりにくくなります。できるだけヘアブラシの汚れが溜まらないように、一日の終わりにブラシに残った抜け毛やほこりなどを取り除いたり、こまめに掃除をしておくとよいでしょう。大切なのは汚れを溜めないこと。
ヘアブラシを掃除する専用の道具がありますよ。
【ヘアブラシクリーナー】
ヘアブラシに付いた絡まった髪の毛やほこりなどをきれいに取る専用の道具です。髪の毛やほこりなどが絡まって取りにくいときに便利です。
コームのようなものや熊手のような形のものがあって、ステンレス製・ナイロン製などの材質のものがあります。価格は300円くらいからありますので、気になる方はチェックしてみて下さいね。
ヘアブラシを洗う頻度やポイントは?
毎日のこまめなお手入れをしながら、週に1回くらいはブラシ全体のお掃除をしたいですね。頭皮の皮脂や整髪料などは見た目ではわかりにくいですし、柄の部分も手あかなどで意外と汚れているものです。
ついつい忘れがちになってしまうのですが、月1回程度でもいいですので定期的なお掃除で清潔なヘアブラシを保っていきましょう。
あとがき
ヘアブラシに髪の毛や汚れが付いていると、どうしたらいいものか悩んでしまいますよね。でも放置していると汚れたヘアブラシを使ってまた不衛生になるという悪循環になりかねません。
簡単な「浸け置き洗い」で汚れは落とせますので、清潔なヘアブラシで、サラサラの美しい髪を育んでいきましょう。^^