洗濯物の干し方って、普段なんとなく自己流で干してますよね。
その中でも靴下はどうやって干してますか?
靴下の洗濯方法や干し方によっては、靴下の寿命を縮めてしまうことも。
そんな靴下の干し方などをおさらいしてみましょう。
靴下の正しい干し方ってあるの?
靴下って私はいつも適当に干してましたが、そういえば「つま先を上の干す人」と「履き口を上に干す人」、または「かかとを洗濯ばさみではさんで干す人」と人によって様々ですよね。
干し方で何か違いが生まれるんでしょうか?
私の場合は、履き口を上に干していて、特別理由があるわけでもなくたぶん、母親もそのように干していたのでごく自然にそういう干し方になったんだと思います。
つま先を上にして干すと、なんだかつまんだ部分が乾きにくそうだし、けど履き口を上にして干すと、洗濯ばさみの跡が気になるんですよね。
一般的にはどっち側を上にして干すものなんだろう?と、ふと気にはなりましたが、よそのお宅の洗濯物をジロジロ見るわけにもいかないので、私の周りの人にも聞いてみました。
すると、やっぱり大体がつま先が上か履き口が上かで干しているようでした。
靴下メーカーの話だと、靴下のゴムは長時間水分に濡れていると劣化しやすいんだそうです。洗濯物は上から下に向かって乾いていきますから、上は乾いているけど下の方はまだ湿ってるときってありますよね。
これが靴下の場合、つま先が上の干し方の場合は履き口が下になって、乾くまでの間水分がゴム部分でずっと残ってしまいます。ゴムは水分に弱いんですね。
できるだけ、着ている状態と同じように干すのがゴムへの負担が少なく済むということです。そういえば、パンツを干すときもゴムの方を上にして干しますもんね。
そして、靴下を干す場所は、直射日光に当たらない陰干しで干すのがいいということ。直射日光に当てるとポリウレタン系のゴムは紫外線で劣化しやすくなるとのことでした。
紫外線の影響もあるなんて考えたことなかったです。でもわざわざ靴下だけを違う場所に干すのが面倒だったり、日光に当たる場所しか干すところがないなどの場合は、ほかの洗濯物で靴下を囲ったり、例えばタオルなどの陰にして干せばいいと思いますよ。
靴下を干すときは、
・履き口を上にして干す
・直射日光に当てない
が一番靴下には良い干し方といえます。
干し方に迷ったら履き口を上にして干してみて下さいね。
靴下の洗濯方法
靴下を洗濯するときはネットに入れてますか?
脱いだらポイっと洗濯機に放り込んだりしてませんか?そのまま洗濯してしまうと、洗濯が終わって取り出す時、絡んだ靴下を引っ張ったり洗濯機の底の方にくっついた靴下が取りにくかったり、最悪の場合迷子になったりしますよね。
私は急いでいるときよくやってしまうのですが、ネットに入れずに洗濯して靴下が片方だけ行方不明になったり、洗濯カゴの中でバラバラの靴下を探して干すのも意外と手間がかかりますよね。
時間短縮や絡み防止など摩擦で傷んだりするのを防ぐためにも、小さめのネットに入れて洗濯してみましょう。ネットに靴下を入れる際は靴下を裏返して入れる方が、汚れが落ちやすく毛玉や糸くずが付くのを防げます。
靴下を取り込む際の注意点
私以前に小物を干すピンチ付きのハンガーで靴下を干していて、ひとつひとつ外すのが面倒になって、つい一気に引っ張ってしまったことがあります。
一度に済んで楽だったんですけど、すごいズボラなことしたな・・・とあとで自分にちょっとした罪悪感が残りました。けど実は罪悪感どころじゃなくて、これ一番やってはいけないことだったんです。
一気に引っ張ったら、靴下のゴム部分が一番痛んでしまいますので、私みたいにズボラなことは避けて、やさしく取り込んで下さい。
さいごに
靴下は消耗品だと思っていたので、干し方まで気にしたことはありませんでした。破れたら買えばいいやと気楽に考えていたので、もしかしたら、丁寧に取り扱えばもっと長持ちするのかもしれませんね。
靴下って意外と繊細なものなんだと分かりましたので、少しの手間がかかっても、もう少し大切に扱おうと思いました。あなたの靴下もぜひ気にかけてあげて下さいね。