クリスマスが近づいてくると高齢者の福祉施設などでは「クリスマス会」が行われることも多いと思います。
なかでもクリスマスカードの製作は、「何を書けばいいのかわからない」「なかなかメッセージが思い付かない」と担当になったら困り果ててしまいますよね。
そこで今回は高齢者の方向けのメッセージを書く際のポイントや実際に使える例文についてまとめました。素敵なクリスマスになるように頑張りましょう♪
クリスマスカードで高齢者に喜ばれるメッセージのポイント
クリスマスのイベントに「クリスマス会」などが開かれる場合には、「クリスマスカード」を準備することも多いですよね。大切なコミュニケーションの一環でもありますので、ぜひ心のこもったメッセージを贈って喜んでもらいたいですよね。
そこで困ってしまうのが、「いったい何を書けばいいの?」と手が止まってしまうことです。
メッセージを書く上でのポイントは、
・チャームポイントを褒める
・メッセージは手書きで大き目の文字で書く
などがあります。
一人一人その人のことを思い浮かべながら、「趣味」や「好きなこと」「可愛がっているお孫さんの話」など普段お話しをされていることで大丈夫ですよ。
クリスマスにちなんだことや、何か気の利いた事を書かなくちゃ・・・と気にしなくてもいいので、日頃思っていることを素直な気持ちでメッセージに書く方が伝わります。
その人のチャームポイントを褒めるのも意外と喜ばれますよ。「笑顔が素敵ですね」なんて言われたらやっぱりなんだか嬉しいものですよね。^^
そしてメッセージカードは「手書き」の方が気持ちが伝わりやすいです。忙しいからといっても、慌てて書いた文字は気持ちがこもっていないのがバレバレです・・・。
短い文章でもいいので、ゆっくり丁寧にその人のことを思いながら書いた文字は不思議とちゃんと伝わります。
ご本人の他にもそのご家族の方も読まれることもありますし、誠実なメッセージは心がうたれますよね。
もしも自分がそのご家族だったら、「ちゃんと見ていてくれているんだなぁ・・・」と職員さんの温かい気持ちが有り難くて嬉しいと思います。(´ω`*)
注意したいのは「長生きしてください」という言葉。子供や孫など自分の家族に言われたら嬉しい言葉でも、高齢者さんによっては「長生き」というフレーズが気になる方もいて、あまり喜ばれない場合もありますのでここで使うのは注意したいですね。
また、高齢者の方は小さい文字がとても見えにくいので、大き目の文字ではっきりと、文字の色も薄いものより濃い色のペンなどで書くようにすると親切ですよ。
さて次章では具体的な例文をご紹介していきますね。
クリスマスカードの例文 高齢者が嬉しい言葉は?
ここからは高齢者の方に喜ばれる例文のご紹介です。何を書いたらいいのかわからないときの参考になればと思います。意外と最初の一枚を書いてしまえば次からはコツがつかめると思います。
・いつも穏やかな笑顔の○○さん、これからも素敵な笑顔でお元気でいて下さい
・これから寒くなりますので、風邪をひかないように気をつけましょうね
・また可愛いお孫さんの話をたくさん聞かせてくださいね
・○○さんがゆっくり楽しいクリスマスを過ごせますように
・いつも一生懸命な○○さん、体操がんばりましょうね
・いつもやさしいお言葉をかけて下さりありがとうございます
・素敵なクリスマスと年末年始を迎えるために一緒に頑張りましょうね
・いつも楽しいお話を聞かせてくれる○○さん、職員一同楽しみにしています
・歌がお上手な○○さん、素晴らしい歌声をまた聞かせて下さいね
・オシャレで素敵な○○さん、明るい笑顔が輝いていますね
あとがき
メッセージを書く人数が多くなると、時間もかかるしなかなか大変な作業になってきますよね。けれどクリスマスカードも大切なコミュニケーションの一部です。
一人一人の様子を思い浮かべながら、短くても大丈夫なので素直な気持ちを書いてみてくださいね。高齢者の皆さんが素敵なクリスマスを過ごせるような温かいクリスマスカードになりますように。^^