静電気って急にバチッとなって怖いですよね。子供の髪の毛は何故か静電気が起こりやすくて顔に張り付いたり、まとまらなくて大変なことになりがちです。
今回はそんなやっかいで迷惑な静電気を防止するにはどんな対策があるのか、そして抑える方法などについてもお伝えしていきますよ。
子供の静電気で髪の毛が大変なことになるのはどうして?
乾燥する季節になると、どうしてもやっかいな静電気に悩まされますよね。特に小さい子供は髪の毛が静電気で張り付いたり、逆立ったりと髪が乱れてまとまらないし、本人もうっとおしいようでかわいそうですね。
そもそも静電気がどうして起こるのかというと、冬のように乾燥している(空気中の水分が少ない)ときに起こりやすく、電気が水分を伝わって逃げていくことができなくなるので、体に溜まりやすくなってしまうことが考えられます。
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そして子供の髪の毛は大人より細くてやわらかいですよね。朝起きたら頭が「鳥の巣」状態!ってこともあります。髪の毛が寝具やカーペット、衣類などでこすれたりからまったりして「摩擦」が起こった結果、静電気が溜まりやすい状態になってしまうんですね。
絡まった髪の毛をほどくのも大変な上に、静電気も起こりやすくなるなんて朝から大変すぎます。(゚Д゚;)
静電気の対策で子供にできることは?
静電気は髪の毛だけで発生しているように思えますが、実はお部屋が乾燥していたり、静電気が発生しやすい衣類の組み合わせをしていたりすることで、より発生しやすい環境を作ってしまうことがあります。
寒くなると洋服を重ね着しますよね、衣類同士が摩擦することでも静電気は起こりやすくなるんです。静電気をできるだけ起こさないようにするには、少し生活面で工夫することが大切ですよ。
コンディショナーやトリートメントが使えるお子さんの場合は、髪の内部からしっかり保湿できるコンディショナーがおすすめです。
リンスは髪の表面を滑らかにする働きがあって、コンディショナーは内側から水分を補給する働きがありますよ。洗い流さないトリートメントを付けてあげてもいいですね。
お母さんが一度手に取ってから余った分を薄く付けてあげると付け過ぎの防止になります。
柔軟剤は洗濯物をやわらかくするだけじゃないんですね。摩擦が減ると静電気も起きにくくなりますよ。
おうちの湿度がわかるものがあると、どれだけ乾燥しているのか把握できるので「湿度計」は重要です。もしもおうちに「湿度計」がない場合は準備しておくと乾燥対策に便利ですよ。
木綿は一番静電気が起きにくい素材で、ナイロン・アクリル・ポリエステルなどの合成繊維は静電気が起きやすいです。洋服は組み合わせてみるなど工夫するといいでしょう。
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乾燥や摩擦が起きないように注意するのがいいですね。
髪の毛の静電気を抑える方法は?
髪の毛をとくときの「ヘアブラシ」も静電気が起きにくいブラシもありますし、プラスチック製意外なら、天然素材でできたもの(つげの櫛)なども静電気が起きにくいです。
髪を結ぶことができるお子さんなら、静電気を寄せ付けない「静電気防止のヘアゴム」を使ってみるのもいいかもしません。少しは安心感がありますよね。
もしも出先で静電気が発生してしまったときは、応急処置として、持っている「ハンドクリーム」で代用しましょう。手にとったあとでお子さんの髪の毛をなでておくだけですよ。
湿度の少ない季節は、髪の毛だけじゃなくてお肌も乾燥してしまいますよね。お肌が乾燥すると静電気も起こりやすくなってしまいますし、かゆみの原因になることも。体の乾燥対策として、子供用の保湿クリームなどで潤いを与えてあげるといいですね。
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あとがき
静電気が起こる原因として考えられるのは、乾燥や摩擦が考えられます。静電気を抑えるには、まず保湿や加湿が大切です。衣類の組み合わせや摩擦による静電気にも注意しましょう。
衣類の組み合わせを考えるのが難しいときは、インナーを綿素材にしたり綿の保有量が多いものを選んでみるといいですよ。静電気が起こると不快になってしまいますので、できるだけ発生を少なくして毎日を過ごしたいですね。^^