吸盤は貼り付けても気が付くといつの間にか取れていたりして
とても困ってしまいますね。
しっかり取り付けているつもりでもすぐに取れてしまう吸盤には
本当にイライラしてしまいます。そこで今回は吸盤が落ちない
方法やグッズなどをご紹介します♪
お風呂場などで吸盤がすぐに取れるのはどうして?
お風呂場にスポンジやお風呂グッズ、洗面器、おもちゃなどちょっと吊り下げておきたいものがあるときは、吸盤フックが便利ですよね。お風呂場以外でもキッチンやシンクなどでも吸盤フックは活躍してくれます。
けれどこの吸盤、くっつけた後で割とすぐ落ちてしまったり、気が付くと取れてしまっていることが多いので「あ、また取れてる!」と結構イライラしてしまいますよね。
「吸盤はすぐ取れる」というイメージも多いですが、そもそも吸盤はどうやってくっついているのでしょうか?、
吸盤を壁などの平面に押し付ける
↓
吸盤と壁の間の空気が抜ける
↓
吸盤が元の形に戻ろうする
↓
吸盤と壁の間の気圧が下がる(真空状態になる)
↓
この気圧と周りの気圧の差で吸盤がくっつく
吸盤と壁の間に空気が入ってしまうと気圧差がなくなるので簡単にはがれてしまいます。凹凸のある場所に吸盤がくっつかないのはこのためなんですね。
吸盤がしっかり付いて落ちない方法とは?
何度やっても吸盤がくっつかないと、結構ストレスですよね。吸盤が落ちてこないようにしっかり貼り付けたい場合は、
取り付ける場所や吸盤の汚れを拭いてきれいにすること、
吸盤を取り付ける場所に凹凸がないか、吸盤に傷やゴミなどが付いていないかを確認することが大切ですね。
汚れが付いているとしっかり密着できずに空気が入ってしまうので取れやすくなってしまいます。
・吸盤にハンドクリームを薄く塗る
吸盤に傷などの凹凸があると空気が入り込んで取れやすくなるので、ハンドクリームを吸盤に薄く塗ってから貼り付けると吸着力が増します。
ハンドクリームが傷を埋める役割をするのでしっかりくっつくようになるんですね。ただし多く塗り過ぎると密着しにくくなるので量は注意です。
・吸盤を熱めのお湯に浸す
吸盤が古くなったり劣化してくると、硬くなって変形してしまうので吸着力が弱くなってしまいます。熱めのお湯(80℃程度)の中に5分程浸けておくと柔らかくなってまた吸着直が復活するので、もう捨ててしまおうかと思っているなら一度試してみてもいいですね。
・吸盤用補助板を使う
吸盤を取り付ける前にこの「吸盤用補助板」を貼ってから取り付けると、凹凸がなくなるので吸盤がピッタリ貼り付きます。
ダイソーなどの100均ショップなどでも売っています。
「繰り返し貼り付けできるタイプ」の吸盤用補助板も便利ですよ。
取り付けられる場所は、「タイル・ガラス・ステンレス・金属塗装面・平らな塗装木材・コンクリート(無塗装)・プラスチック・化粧合板」など。
ちなみにタイルは表面がツルツルしているので、吸盤が付きやすいと思ってしまいがちですが、タイルには小さい穴がたくさん開いているので以外にもすぐ取れます。空気が入ってしまうのではがれやすいんですね。
私も、この「吸盤用補助板」を使う前は頻繁に吸盤が取れてたので、ポロポロ取れるたびにイライラしていたのですが、お店でたまたま見かけて試しに使ってみたところ、お風呂場の吸盤フックがしっかりくっつきました。
この吸盤用補助板を使ってからまだ一度も取れていないのですごいですよ。
上記のことを試してみてもうまくくっつかない場合は、吸盤の劣化や寿命が関係しているのかもしれません。ダメなときは交換するか、思い切って吸盤以外の商品を試してみるといいかも。
繰り返し使えるので経済的で便利な「夢ゲンフック」。
↓
ちなみに、お風呂場に吸盤を取り付けたくてもうまくいかないときは、「マグネットフック」がくっつくかもしれません。
おうちのお風呂がユニットバスの場合は、壁が鋼板でできていることが多いので、「マグネットフック」が使える場合がありますよ。
試しに100均でマグネットフック買ってきました
私のうちもユニットバスなので、試しにマグネットフックを付けてみたところくっつきました~!てっきり「吸盤」じゃないと取り付けられないと思い込んでました。
マグネットフックがくっついたので、泡立てネットを吊るしてます。
お風呂場にまさか磁石がくっつくとは!お風呂場には吸盤という思い込みで、吸盤ばかりに注目してしまいがちですが、もしかしたらマグネットが使えるかも知れないので一応くっつくかどうか試してみてくださいね。
まとめ
吸盤を何度貼り付けてもすぐ取れてしまうと、本当にイライラして嫌なものですよね。少しでも長く吸盤には貼り付いていてもらいたいものです。
吸盤を水やハンドクリームを塗って凹凸部分を埋めてみたり、吸盤用補助板もしっかり吸盤がくっつくのでおすすめですよ。ぜひイライラが解消できるように、お好みの方法で試してみてくださいね。