生活・暮らし

梅雨時期のお弁当作りの注意点は?傷みやすいおかずや前日に作った場合は?

投稿日:2018年5月5日 更新日:

お弁当

梅雨や夏場のお弁当作りで心配なのはやっぱり食中毒ですね。お弁当を作るのも

どんなおかずを作ればいいの?と気を使ってしまう時期でもあります。

作る側も少しでも安全に食べて欲しいですから、食材選びにも悩んでしまいますね。

今回は梅雨や夏場の時期にお弁当を作る際に気を付けることなどをご紹介します。

少しでも安心なお弁当作りで梅雨の時期を乗り越えていきましょう。

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梅雨時期のお弁当作りで注意するポイントは?

梅雨時期になると、じめじめと湿気が多く気温も高くなってきますので、心配になってくるのが「食中毒」ですよね。普段の生活でも気を付けたいことなのに、この時期のお弁当となると常温で保存しなければいけないことも多くて心配ですね。

冷蔵庫があったり空調のきいた涼しい場所で保管するならまだ安心ですけれど。
 

「食中毒」は菌が繁殖した食べ物を食べてしまうことが原因で起こります。お弁当を作る際には、食べ物に菌が付いて増殖しないように細心の注意をすることが大切です。
 

・しっかり手洗いをする
 
手にはたくさんの菌が付いているので、お弁当を作る前はもちろん、食材に触れる前には手を綺麗にしてから調理をしましょう。何気に髪や鼻などを触っていたり、おかずを詰める際に指で触ってしまうことがありますよね。

手を洗った後は綺麗なタオルなどできちんと拭くこと。湿ったタオルだと雑菌の心配があるのでペーパータオルなどを使う方が清潔かもしれません。
 

・使い終わったお弁当箱や調理器具はよく洗って乾かす
 
お弁当箱に洗い残しがないように隅々まで丁寧に。特に包丁やまな板は特に清潔にしておきましょう。まな板は肉と野菜で別にするか両面の使い分けで清潔に使えます。

そして洗った後はよく乾かすこと。必要なら毎回でなくても台所用の漂白剤につけて除菌をしたり、熱湯消毒をするなどしておくと安心かもしれません。
 

・おかずは冷めてから詰める

作りたてのおかずや炊き立てのごはんなどは、冷めてから詰めます。そのあとに蓋をするようにしましょう。熱いままだと温かい蒸気が発生して菌が繁殖しやすくなってしまいます。
傷みやすい状況を作ってしまうことに。安全なお弁当作りには水分は大敵なんですね。
 

忙しかったり毎日バタバタしていると、よく洗ったつもりでも洗い残しがあるときも・・・。
そこから雑菌が発生するなんて怖いですよね。(゚Д゚;) 
 
私お弁当を作っているときについ時間がなくて、冷めきらないうちに蓋をしていた時があったので反省です。
 
ベチャッとしたお弁当になるだけならまだしも、こういう不注意から食中毒になってしまったら絶対に後悔しそうです。あぶないあぶない。

十分すぎるほど気を付けなければいけませんね。
 
 

お弁当に入れる際 傷みやすいおかずは?

 

梅雨の季節は特に気を付けないといけないお弁当ですが、具体的に「傷みやすいおかず」とはどんなものがあるのでしょうか?
 

具体的にいうと、

・水分の多い生野菜や果物
・マヨネーズを使った和え物やサラダ類
・芋や豆などの食材
・汁気の多い煮物や炒め物
・半熟気味のの卵焼き
・練り製品(ちくわ、かまぼこなど)、ハムなどの火を通さなくてもいいもの
・チャーハン、炊き込みご飯

などがあります。
 
傷みやすいということは細菌が繁殖しやすい状態でもありますよね。彩りのためにレタスなどの葉物野菜を入れてしまうことがありますが、水分が出てきてしまう恐れがあるので一緒に入れない方がいいでしょう。
 

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プチトマトもお弁当の彩りには欠かせませんが、ヘタは細菌が付きやすいので取っておいた方が安心ですよ。プチトマトを冷蔵庫で保存するときも、ヘタを付けたままだとカビが生えやすいので、私は洗ってヘタを取ってキッチンペーパーでよく拭いてから保存しています。
 

ポテトサラダもそうなんですけど、マヨネーズを使ったものって傷みやすいので避けた方が賢明ですよ。
私以前にお弁当にマヨネーズを使った「豆のサラダ」を入れてしまい、腐らせた経験があります。

臭いがヘンで少し糸を引いていたので「あぶない」と気付きました。お弁当は日の当たらない割と涼しい室内に置いてあったのに。それ以来マヨネーズを使ったサラダ類には注意するようになりました。

なんか自分で作ったお弁当が腐ってるって結構ショックですね・・・。
 

汁気のある煮物や野菜炒めなどの汁があるものを入れる場合は、しっかり煮詰めて汁気を飛ばして、炒め物はしっかり汁気を切るようにしましょう。片栗粉などでとろみを付けるなどアレンジをしても。

卵焼きもしっかり火を通して。ちくわやかまぼこなど生で食べれるものでも、お弁当に入れるときは焼くなどして火を通しましょう。
 

というのも、私がまだ学生の頃。母に作ってもらったお弁当の中にかまぼこが入っていました。隙間を埋めるための苦肉の策だったようです。

火を通していないかまぼこは、お昼の頃になると溶けたようなヌルヌルするような、なんとも言えない変な食感で気持ち悪くて仕方なかったです。
 
なんともなくて良かったけど、今思えばもしかしたらあれはちょっとヤバイ状態だったのかもしれません。
生で食べられるものでもこの時期は火を通した方が安全だと思います。
 

生野菜などを使えなくて彩りが悪いときは、お弁当用品のバランや小分けに使うケース(色やかわいい柄などたくさんあります)を使うと華やかになりますよ。おかずはこういうケースを使って、仕切り代わりに別々に分けて詰める方が痛みにくくなるのでお勧めです。
 
 

梅雨のお弁当 前日に作ったおかずはOK?

お弁当を食べる女子

朝に時間がないから、晩ごはんのおかずの一部を残しておいたり、夜のうちに作ってみたりと忙しいときはよくやりますよね。

ですが冷蔵庫の中に入れていても、細菌は増えていくわけなので、冷蔵庫に入れたおかずはそのままお弁当に詰めないで、朝は細菌の繁殖を予防するためにもう一度しっかり火を通しておきましょう。
 
レンジでチンする場合でもしっかり中まで温めるようにしないと、菌が繁殖してしまう原因にも。中途半端に温めずにしっかり火を通すことが大切なんですね。

もちろん温めた後は冷ましてから詰めるのが大切ですよ。
 
ちなみに冷凍食品によくある「凍ったまま入れるおかず」は、お昼頃には食べごろになるしお弁当の保冷の役割にもなるので便利でいいですよ。

冷凍食品はちょっと・・・という場合は自分で作ったものを小分けにして冷凍しても。この時期のおかず作りは本当に大変ですが工夫をしながら乗り切りましょう!
 
 

おわりに

梅雨や夏の時期のお弁当は、いつもよりも傷みやすくなるものですから細心の注意を払って食中毒を予防していきましょう。

・おかずは汁気のないもの、よく火を通すこと。
・おかずを入れるときは冷ましてから詰めて蓋をすること。
・お弁当箱や調理器具は洗い残しのないようによく洗って乾かすこと。
・調理前や調理中でも手を洗って清潔に保つこと。
・お弁当箱に抗菌シートや保冷剤を入れておく。

朝はバタバタと忙しいし、食中毒に気を使う季節で大変ですが安心でおいしいお弁当作りをしていきたいですね。^^

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