洗濯槽のお掃除をしたものの、すすいでもすすいでも減らないワカメのような黒カビ。
何回やっても出てきてきりがない!脱水のたびに洗濯槽の内側に張り付くし、このまま洗濯するのも気持ち悪い。いったいどうしたらいいのか途方に暮れてしまいますよね。
今回はこのワカメのような黒カビを除去する方法と、カビを寄せ付けない予防方法について私の体験も交えながらご紹介していきたいと思います。
洗濯槽のカビが次から次へときりがない!おすすめな除去方法とは?
洗濯を干していてふと洗濯物に付いている茶色い汚れを見つけることありますよね。一瞬ゴミ?と思っても結構タオルとかあちこちに付いていたりして、気持ち悪いし取るのも大変です。
洗濯槽の裏側に付着したカビが剥がれ出して、洗濯する際に一緒にくっついてしまうんですね。ただの汚れならまだしも、ご存知のようにそれは健康にも害のある「黒カビ」です。
洗濯物がカビと一緒に洗われて、衣類にもカビや菌が付着するなんて怖いですし、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭ならなおさらですよね。
そこで洗濯槽のお掃除をやってみるわけですが、このカビがやっかいで本当にしつこい!
洗濯槽クリーナーで浸け置きをすると、洗濯槽内に浮かび上がるワカメのような黒カビ。通称「ピロピロわかめ」と呼ばれるこの黒カビは、「うわ、汚れがこんなに取れてる!」と剥がれるまではいいのですが、問題は脱水をしたあとに洗濯槽の内側で張り付いて取り除くのがとても困難になること。
どんなに洗濯槽を洗ってすすいでも、全然取れない!脱水のたびに洗濯槽の内側に貼り付いて、どうやってもきれいに取り除けないんです!特に洗濯槽のお掃除を長年していないなら黒カビの多さはギョッとするくらいいつまでも湧き出てきます。
私も何度も洗濯槽クリーナーの種類を変えたり、100円ショップでお風呂のゴミをすくう「お風呂ネット」を買ってきて「ピロピロわかめ」をすくってみたり、できることは試しましたが結局どれもダメでした。
何度も槽洗浄をしていると、時間もお水ももったいない。いっそ洗濯機ごと買い替えてしまいたいけど、それは現実的じゃないし業者に頼むのも1万円ほどかかる模様。その間洗濯物ができないのは辛いです・・・。
もう明日着る服やタオルがなくなる・・・ 途方に暮れていたときにたどり着いたのが、
「パナソニックのメーカー純正の洗濯槽クリーナー」でした。
家電量販店にあるらしいので近所の電気屋さんへ直行しました。純正の洗濯槽クリーナーだと、市販のものより洗浄力が高く、強力な効果を発揮するとのことです。
パナソニックの他にも日立、シャープなどのメーカー純正のものがありました。
どれにしたらいいのか分からなかったので、店員さんに聞くと「純正の洗濯槽クリーナーはメーカーが違っても中身は同じ」とのことで、結局どのメーカーのものでも使えるとのこと。洗濯機のメーカーとクリーナーのメーカーが違っても大丈夫です。
ちなみにうちの洗濯機はシャープの縦型のものを使っています。なんとなく効果がありそうと思ったパナソニック製にしてみました。1本2,000円ほどしたけど、ピロピロわかめが消えてくれれば!という期待が高まります。
使い方は、槽洗浄コースで11時間浸け置きして、その後普段どおりの洗濯をして(洗濯物は入れないで)完了です。塩素系洗剤は漂白剤の臭いが強いので換気は十分に。
パナソニックの洗濯槽クリーナーを使ってみた!槽洗浄の効果は?
なんと、期待どおり「ピロピロわかめ」がまったくいなくなりました!あんなに何度もすすぎ・脱水を繰り返していたのに、一回浸けておくだけでスッキリきれいに消えました。
純正クリーナーは「塩素系」なので、しつこい黒カビを溶かしてきれいに分解します。
私が近所のドラックストアで買ってきた200円くらいの洗濯槽クリーナーは「酸素系」のものだったので、黒カビを剥すまでは良かったのですが、溶かすまでの洗浄力がなくて中途半端にいつまでも出続けていたようです。スッキリきれいに消えてなくなったのでビックリでした。
特に洗濯槽のお掃除を長い間していないと、黒カビが半端ないです。これが洗濯槽をすすいでも取り除けない原因だと思いました。
今回「メーカー純正の洗濯槽クリーナー」のおかげで、「ピロピロわかめ地獄」から無事生還できましたが、一度スッキリ洗濯槽をきれいにしたら、黒カビが生えないように定期的なお手入れは欠かせないなぁと反省しました。
何度も洗濯槽を洗うのは面倒ですし、非常に手間がかかります。いつまでもわかめのようなカビに悩まされているなら、一度「メーカー純正の洗濯槽クリーナー」を試してみてはいかがでしょうか?
一度でスッキリしますので、案外私のように早く悩みが解決するかもしれませんよ。
洗濯槽のカビを日頃から予防するには?
洗濯槽に黒カビが生える原因となっているのが、洗濯したときに「溶け残った石鹸」や「洗剤の残り」「湿気」や「水分」などがあります。洗剤の量は洗濯物の量に適していないと溶け残ったりしてカビのエサになってしまうこともあるようですね。
私がカビ対策として気を付けている事は、
・洗濯をしたあとは洗濯物を早く取り出す
・洗濯をしたあとの洗濯機の蓋は開けておく
・すぐ洗濯しないなら洗濯機の中に洗濯物を入れておかない
など、洗濯機にできるだけ湿気を溜めないように注意しています。
洗濯が終わったあとはできるだけ早く取り出したり、洗濯機の蓋は閉めないように、洗濯機を洗濯かご代わりにしないようにして通気性を良くするようにしています。
実は今までは脱いだ服をポイポイと洗濯機に放り込んで、しかも蓋もしっかり閉めていたので、最悪な環境だったようです。(゚Д゚;)
これじゃ湿気がこもってカビの繁殖に繋がってしまいますよね。
他にしていることと言えば、洗濯が終わった後に「槽乾燥」をして水気を取り除いたりしてます。洗濯機の説明書には週に一度を目安に「槽乾燥」をしてくださいと書かれていましたよ。
メーカーによっては「槽乾燥」ではないかも知れませんが、同じ機能はあると思うので、ご自分の洗濯機や説明書で確認してみてください。
梅雨時など湿気が高い時期はカビが生えやすくなりますし、洗濯機の湿気対策も大切になってきますね。
おわりに
ピロピロわかめが出てくると、洗濯槽がカビで汚れてきている証拠です。メーカー純正の洗濯槽クリーナーを使うなどして、一旦わかめのようなカビをきれいにしてから、月に1度は市販のクリーナーで槽洗浄をして、きれいになった洗濯機で安心して洗濯をしたいですね。
黒カビが生えるとあとが大変ですから、日頃からピロピロわかめを増やさないように対策を心掛けましょう。^^