ほかの人には気にならなくても、本人は気になってしまう「ほくろ」。
特に顔のほくろは大きさや位置などによって、その人の印象を左右してしまったり
メイクでもごまかせないなど、鏡を見るたびとても憂鬱になりますよね。
「このほくろがなければなぁ・・・」
私が思い切ってほくろを除去した様子と体験をお話しますね。
ほくろの除去の様子どんなかんじ?痛みは?
私は美容外科でほくろ除去をしたのですが、まずはカウンセリングの予約を入れて実際に自分のほくろを医師に診てもらい、どんな治療方法で取るのかなど確認します。
私が除去したほくろは、鼻の下と口の間にある少し盛り上がった色が薄めのものでした。
このほくろ、ちいさい頃は鼻くそと男子からからかわれたりコンプレックスになっており、大人になってメイクする際も盛り上がっているほくろがジャマで産毛が剃りにくく、ほくろには何の未練もありませんでした。
カウンセリングの結果、私の盛り上がったほくろはCO2レーザーで除去できるようです。
ひそかに縫うのはイヤだな・・・。と思ったいたのでホッとしました。
ほくろが多いので、いくつか取りたいと相談したら、先生は「いくつもたくさん取ると後が大変だと思うから、まずは気になるほくろ1つ試してみては?」とアドバイスを頂きました。
確かに、一度に除去するのも大変かも。一番気になるのだけ取ってどんなかんじか分かってからまた取ってもいいかと思ったので、今回はこの鼻の下のほくろだけ除去することにしました。
いよいよ施術です。
メイクを落として施術の説明などを一通り終えたら、いよいよ専用の部屋に入ります。
私はてっきりほくろを取るくらいだから、歯医者さんくらいの診察台を想像していたのですが、がっつり手術台の上に寝かされたので内心ドキドキしました。
こんな大事になろうとは・・・。
そして局所麻酔をかけるのですが、これが怖かったです。患部を直接見たわけではないのではっきりわかりませんが、どうやら直にほくろ(もしくはほくろの周辺?)に注射をします。
顔に注射するなんて、想像しただけで痛みが倍増しそうでした。が、全然耐えられる痛みです。歯医者の麻酔の方がよっぽど痛い気がします。
「ちょっと焦げ臭いですよ」と先生。
いよいよレーザーを当てる時がきました。うわ!確かに焦げ臭い。これが私の焦げる臭いが・・・。
こんな小さいほくろを良く削れるなぁ、ああ怖い。などと思っているうちに、
「はい、終わりました」
あ、もう終わったんだ。施術中は痛みゼロでした。
麻酔が切れたら少し痛みが出るかもと言われていましたが、痛かった覚えがないのでそんなに痛みはなかったものと思います。
術後の再診も消毒もなくこの日で終わりです。
帰りはパウダールームでお化粧をして(患部にはしないで)マスクをして帰宅しました。
ほくろの除去後はどんな様子になる?
ほくろを取り除いた患部は、深くえぐれていて見るのが怖くてこれが本当に治っていくの?と不安で仕方なかったです。
1週間くらいでかさぶたが取れるので、紫外線には気を付けてくださいと言われていました。が、かさぶた?私はてっきり茶色っぽいあのかさぶたを想像していたのに、全然そういうかさぶたに覆われる気配なしです。
だんだん黄色っぽい浸透液みたいなのがじわじわ固まってきました。これがかさぶたというものなのでしょうか?ちょっと思っていたのと違って、毎日毎日不安でした。
お化粧は傷口がまだジュクジュクしているうちは患部を避けてしてました。
浸透液みたいなので患部が蓋をされるようになってくると、ほくろの傷口の淵?まわり?がかゆくなってくるので注意してポリポリかいてました。寝るとき・着替えるときなどは、かさぶたに触れないように細心の注意を払ってましたよ。
そして10日目の朝(この日は元旦)ついにかさぶたがポロッと取れました。あまりに突然すぎて驚きました。
患部はまだ赤いですが、ジュクジュクはしていないです。どうやって紫外線対策をしようかと試行錯誤してとりあえず、一番小さいサイズの絆創膏を傷口に少し浮かすかんじで貼って、マスクをするという方法に落ち着きました。
私の場合は、20日くらい経った頃傷口のおうとつのところが少しずつ埋まってだんだん目立たなくなってきました。そうなれば女性ならメイクでしっかり紫外線対策ができますし、2、3ヵ月くらいは跡がまだ赤味がかっていますがメイクで隠せますので気にならないですよ。(マスクも卒業)
私の場合、傷口が平らになってきたころなんだか盛り上がってきたようになって、えっ!もしかして再発した!?と一人不安になったり落ち込んだり悪いことばかりを考えてしまったこともありました。幸いにも再発はしなかったので一安心。
ほくろ除去から半年が経ったころ、ようやく傷口がほかの皮膚と同じくらいにキレイになじんでどこにほくろがあったのかパッと見ただけでは全然わからなくなりました。この頃になると紫外線にも気を使わなくなり、ほくろを除去したことすら忘れているほどでした。
ほくろの除去後で気を付けることは?
とにかく紫外線には気を付けることですね。
私がほくろを除去したのは12月の終わりクリスマス前でした。
傷跡を隠したかったので、マスクをしても違和感のないシーズンにしたかったのとできるだけ紫外線の少ない時期に取ろうと決めていたからです。
ほくろを除去した後の皮膚は真皮が剥き出しの状態になっていますので、紫外線影響を受けやすく特に注意をした方がいいですよ。
日焼け止め対策はしっかりしておかないと、シミになってしまっては元も子もないですものね。
ちなみに、ほくろ除去にいい時期としては11月くらいから2月くらいの間がいいのではないかと思います。
ほくろの除去跡の心配・紫外線の心配など実際にほくろを除去するしてみると、意外と心の負担も大きくなりますので、急がないのであれば時期選びも大切だと思いますよ。
あとは、除去後のアフターケアの方法です。
ほくろを除去することに気に取られていて、うっかりアフターケアのことを覚えていなかった私。その後、どうしていいのやらわからなくなってしまいました。
軟膏も、テープも何ももらっていなかったのです。なんにももらってない!!さんざん不安になった挙句、美容外科に電話をして確認をしました。
どうやら、こちらの美容外科では術後のケアには「何も塗らない、貼らない」という方針のようでした。乾かすのがいいと。アフターケアの方法はその施設によって方針が違いますので、私のほうにあたふたしないためにもアフターケアの説明の際は、しっかり確認をされた方がいいですよ。
さいごに
その後、ほくろを除去したあとの周りの反応はどうだったかというと、
・へー、ほくろ取ったんだ
・えっ、そんなとこにほくろあったっけ?
・チャームポイントだったのに
とこんなかんじでした。チャームポイントだと思ってた人もいるなんて少し驚きました。
自分に自信を取り戻せたり、私は取って良かったなと思った方なので、私のようにお化粧がしやすくなるのであればほくろ除去にチャレンジしてみてもいいのではないでしょうか。
その際は、アフターケアがとても大切になりますよ。